MetaMaskは、ETHやイーサリアム上で動作するトークンをまとめて管理できる仮想通貨のウォレットです。
2020年に9月にスマホアプリのリリースにより、利便性がさらに向上したことでMetaMaskの全世界のユーザーは2000万人を超えています。
とはいえ、仮想通貨を始めてみたいけど、手続きが難しそうで何から始めていいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
MetaMaskは、仮想通貨の保管や出し入れができるだけの既存のウォレットと違い、ブロックチェーンゲームやDApps(分散型アプリケーション)、DEX(分散型金融)などの金融サービスに接続できる点が大きな魅力になります。
操作方法が簡単で、誰でも無料で始められるMetaMaskは、登録を済ませておくと大変便利です。
これから仮想通貨の取引を始めたい初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
Metamask(メタマスク)とは
イーサリアムウォレット機能を持つMetaMaskの特徴は2つあります。
- 完全無料で簡単にできる
- 取引手数料を調整できる
一つずつ詳しく解説していきます。
完全無料で簡単にできる
Metamaskは完全無料で始めることができ、初期費用を抑えて仮想通貨の取引を始めたい方におすすめです。
仮想通貨のウォレットは、ウェブウォレットとハードウォレットの2種類があり、ウェブウォレットはパソコンやアプリで使えますが、ハードウォレットはパソコンなどの機器に接続しないと使えません。
一例として、ハードウォレットの「Ledger nanoS」の専用ツールは約9千円かかりますが、Metamaskは完全無料になっています。
さらに、Metamaskは複雑な初期設定が不要で、日本語やカスタマーサポートに対応やブラウザの拡張機能を導入しているため、ネット環境があればパソコンやスマホでいつでも簡単に操作できます。
そのため、完全無料で始められるMetamaskは初心者でも安心して始めることができますね。
取引手数料を調整できる
Metamaskは取引手数料を自分で設定できるため、余分な手数料の支払いを防ぐことができます。
イーサリアムは、取引手数料の他にスマートコントラクト(取引の契約を自動で行う)を実行する際に手数料が必要で、この2つを合わせた合計がガス代と呼ばれています。
Metamaskは送金手数料を調整するために、仮想通貨取引の処理速度を低速・平均・高速に変更することができます。
ガス代が高いほど速く送金できますが、送金を急がない場合は送金速度を遅くすることで、手数料の節約が可能です。
つまり、Metamaskはガス代を使用用途に合わせて変更できるため、余分な手数料の支払いを防ぐことができます。
Metamask(メタマスク)の始め方
MetaMaskを利用する手順は以下の通りです。
- MetaMask(メタマスク)をインストールする
- MetaMask(メタマスク)へ入金する方法
- Metamask(メタマスク)へ送金する
わかりやすく画像を含めて解説していきます。
Metamask(メタマスク)をインストールする
MetaMaskをインストールは、パソコンとスマホから可能ですが、本記事ではパソコンからのインストール方法を解説していきます。
下記のURLをクリックしてMetaMaskの公式サイトに移動します。
「Chrome用のMetaMaskをインストールします」をクリックします。
右上の「Chrome追加ボタン」をクリックします。
以上で、MetaMaskのインストールは完了です。
画面が切り替わったら「拡張機能を追加」をクリックします。
画面が切り替わったら「ウォレットの作成」をクリックします。
個人情報保護に関する方針が記載されたページが開きますので、確認して問題なければ「同意します」をクリックしてください。
次に新規パスワード(最低8文字)を入力します。
入力したパスワードは、今後のログインに必要になるためメモを取っておきましょう。
次にシークレットリカバリーフレーズの設定をおこないます。
鍵マークをクリックすると、表示される12個の英単語がアカウントのパスフレーズになります。
パスフレーズは、アカウントを復元させるために必要になりますので、誰にも見られないように大切に保管しましょう。
保存したパスフレーズを順番に選択し、終わったら「確認」をクリックします。
「すべて完了」をクリックすると、MetaMaskの初期設定が完了です。
Metamask(メタマスク)へ入金する方法
Metamask(メタマスク)へ入金する方法は、国内取引所の口座開設と仮想通貨の購入が必要です。
これから詳しく解説します。
国内取引所の口座開設と仮想通貨の購入
暗号通貨を購入するには、仮想通貨取引所の口座開設が必要になります。
国内取引所にはCoincheck、DMM Bitcoin、GMOコインなどがありますが、初めて仮想通貨の口座開設をされる方は、Coincheck(コインチェック)がおすすめです。
Coincheckは取引所の取引手数料が無料、ダウンロード数国内No.1で取り扱い通貨は国内最大数を誇る取引所です。
Coincheckについてはこちらでわかりやすく解説していますのでぜひ参考にしてください。
Metamask(メタマスク)へ送金する
Coincheck(コインチェック)で購入したイーサリアムをアプリで簡単に送金する方法を紹介します。
下の画像赤枠①をクリックし、MetaMask用のアドレスをクリップボードにコピーします。
つぎにコインチェックへログインし、「暗号資産の送金」をクリック。
次の画面で「送金する通貨」を「Ethereum」へ変更し、「宛先を追加/編集」をクリック。
「新規追加」をクリック。
送金の宛先を登録します。
- 通貨:Ethereum
- ラベル:自分がわかりやすい送金先名を入力
- 宛先:Metamaskでコピーしたアドレスを貼り付ける
「SMSを送信」をクリックし、送られてきた6桁のコードを入力。
さいごに「追加」をクリックして宛先登録完了です。
送金額を入力して「次へ」をクリック、手順に沿って作業を行い送金完了です。
Metamask(メタマスク)から送金する方法
MetaMaskから取引所に仮想通貨を送金する方法を解説していきます。
MetaMaskを起動して送金したい仮想通貨銘柄をクリックします。
画面が切り替わったら「送信」をクリックする。
「受取人追加」の欄に、送金先のアドレスを入力する。
送金したい通貨(アセット)と金額、取引手数料(Transaction Fee)を選択し「次へ」をクリックする。
送金内容を確認し「確認」をクリックしたら、送金完了。
Metamask(メタマスク)の始め方まとめ
MetaMaskはWeb版とアプリ版の「秘密鍵」をインポートすることで互換性を持たせることができるため、場所を選ばず仮想通貨の取引を行うことができます。
本記事の要約としては、
- MetaMaskはイーサリアム系の取引に必須の仮想通貨ウォレット
- MetaMaskはDApps(分散型アプリケーション)やDeFi(分散型金融)と連携できる
- MetaMaskは完全無料で始められ取引手数料を調整できる
という特徴があるといえます。
繰り返しになりますが、暗号通貨を購入するには仮想通貨取引所の口座開設が必要になります。
Coincheckは送信先の保存機能があり、次回からの取引をスムーズに行うことができ、初心者でも簡単に操作ができるのでおすすめです。
この機会にCoincheck(コインチェック)で無料口座を開設しておきましょう。
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